残留農薬分析

食品の残留農薬分析においては、ポジティブリスト制度施行以前より積極的な展開を推進し、豊富な知識と経験、精度の高い技術を駆使してお客様の要望に沿った独自の分析メニュ−を開発しております。また、弊社は食品衛生法登録検査機関、ISO/IEC 17025認定試験所及び日本GAP協会が推奨する検査機関として様々なリスク評価のご要望にお応え致します。今後も食の安全と安心に応え、残留農薬分析を通じて社会に貢献して参ります。

多成分一斉分析

一度に数多くの農薬を分析する手法です。
近年、技術進歩と分析機器の性能向上により、多くの農薬を一斉に分析できるようになりました。
リホサート、パラコートなど)は一斉分析手法による分析が不可となっております。

2023年度残留農薬モニタリングメニュー(検疫所モニタリング検査項目に対応したメニューです)

分析メニュー名称 分析項目数 対象食品 検疫所モニタリング項目カバー率 料金
(税抜き)
通常納期
(営業日)
2023年度 輸⼊モニタリング最⼤318 318 輸入食品全般 約92.4%
※検疫所モニタリング対象全344項目中
170,000円 7
2023年度 輸⼊野菜モニタリング295 295 野菜全般 約92.2%
※検疫所モニタリング対象320項目中
150,000円 7
2023年度 輸⼊穀物等モニタリング240 240 穀物等全般 約93.0%
※検疫所モニタリング対象258項目中
150,000円 7
2023年度 輸⼊果実モニタリング258 258 果実全般 約91.8%
※検疫所モニタリング対象281項目中
150,000円 7
2023年度 輸⼊茶モニタリング130 130 茶全般
(発酵茶含)
約94.9%
※検疫所モニタリング対象137項目中
120,000円 7
2023年度 輸⼊畜産物モニタリング82 82 輸入畜産物全般 約98.8%
※検疫所モニタリング対象83項目中
90,000円 7

100%対応パッケージをご希望の方は、別途お問い合わせください。
※分析メニューの詳細については、別途お問い合わせください。
※通常納期7営業日は検査状況・検体の種類により変更となる場合があります。

高頻度検出農薬オリジナルメニュー(Targetシリーズ)

分析メニュー名称 分析項⽬数 対象食品 メニューの特徴 料金
(税抜き)
通常納期
(営業日)
Target-240 240 食品全般
(加工食品含む)
検疫所違反事例や高頻度検出農薬の大部分を網羅したTargetシリーズの最大メニュー
(Target-160項目を含む)
80,000円 7
Target-160 160 食品全般
(加工食品含む)
検疫所違反事例や高頻度検出農薬を厳選 65,000円 7
Target-110 110 食品全般
(加工食品含む)
検疫所命令検査対象項目を中心に一斉分析可能項目を厳選 55,000円 7

※分析メニューの詳細については、別途お問い合わせください。
※通常納期7営業日は検査状況・検体の種類により変更となる場合があります。

国産農産物等を対象とした一斉分析

 
分析メニュー名称 分析項⽬数 対象食品 メニューの特徴 料金
(税抜き)
納期
(営業日)
2023年度国産農産物用一斉分析344 344 国産農産物及びその加工食品 国内に登録がある農薬と過去に国内農産物で基準値違反事例のある項目を選定した国内農産物向け最大の一斉分析メニュー 130,000円10
2023年度国産野菜・果実用一斉分析188 188 国産野菜・果樹及びその加工食品 国内で登録がある農薬のうち使⽤傾向の⾼い農薬や過去の農薬検出情報を基に構築した弊社オリジナル⼀⻫分析メニューです。 60,000円 7

国内産玄米及び麦類を対象とした一斉分析

分析メニュー名称 分析項⽬数 対象食品 メニューの特徴 料金
(税抜き)
納期
(営業日)
2023年度国産玄米用一斉分析131 131 国産玄米・精米及びその加工食品 国内で稲(水稲)に登録があり使用されている農薬を中心に過去の農林水産省の調査結果や弊社の検出事例から構築。
毎年、新規登録農薬の追加を行っています。
35,000円 5
2023年度国産麦用一斉分析202 202 国産大麦・小麦及びその加工食品 国内で大麦・小麦に登録があり、使用されている農薬を中心に過去に農林水産省の調査結果や弊社の検出事例、ドリフト等を考慮した国産麦用のメニューです。
毎年、新規登録農薬の追加を行っています。
70,000円 10

有機リン系一斉分析

分析メニュー名称 分析項⽬数 メニューの特徴 料金
(税抜き)
納期
(営業日)
有機リン系57項目一斉分析 57 食品中に高濃度に残留する農薬の検査を目的として厚生労働省より通知されている「食品中に残留する有機リン系農薬に係る試験法について」に示されている57項目 70,000円 ご相談ください。

個別分析

農薬一種ずつを対象とし、個別に分析をする手法です。
個々に分析するため非効率的な手法でありますが、一斉分析で分析不可能な項目が分析可能であり、
さらに一斉分析に比べ高精度な分析が可能といったメリットがあります。
このため残留農薬分析においては、非効率的である個別分析も重要な分析手法の一つとされております。

個別分析一例(最大250成分 分析可能)

2,4-ジクロロフェノキシ酢酸 ポリオキシン複合体 メチルアルソン酸
グリホサート ポリオキシンD亜鉛塩 アミノエトキシビニルグリシン
ジチオカルバメート 1,3-ジクロロプロペン ノニルフェノールスルホン酸銅
パラコート クロルピクリン DCIP
グルホシネート オキシテトラサイクリン アシュラム
イミノクタジン メタアルデヒド オキシマトリン
ホセチル バリダマイシン アミノピラリド
ジチアノン ドジン 2,2-DPA
ジクワット 塩化ベンザルコニウム チオスルタップ
クロピラリド ヒメキサゾール ビアラホス
カルタップ、チオシクラム及びベンスルタップ 酸化フェンブタスズ 二臭化エチレン
臭素 アゾシクロチン及びシヘキサチン フェンチン
リン化水素 メピコートクロリド トプラメゾン
ダゾメット、メタム及びメチルイソチオシアネート プロヘキサジオンカルシウム塩 ブロディファコウム
アセキノシル ジアフェンチウロン マレイン酸ヒドラジド
カスガマイシン フルオルイミド エチレンオキシド
エテホン カプタホール キンクロラック
オキシン銅 DBEDC ピクロラム
クロルメコート シアナミド オラキンドックス
ダミノジッド アミトロール ピンドン
ジヒドロストレプトマイシン及びストレプトマイシン イマゼタピルアンモニウム塩 1,2-ジブロモ-3-クロロプロパン
ホルペット ジノカップ

*その他の項目につきましてはお問い合せください。